婚活で相手に求める理想の条件を無理なく決める方法

婚活とはこれからの人生を一緒に過ごす相手を探すことなので、相手に色々な条件を求めたくなるのは当然のことです。

人それぞれ結婚相手の理想は色々あるとは思いますが、本当に今望んでいる条件は正しいのでしょうか。

高望みの条件でも運良く理想の相手と結婚できたという人も、妥協して条件に合わない相手と結婚したという人も、しばらくして「あれ?私本当に幸せなんだろうか」と思うことはよくあることです。

そういった状況に陥らないために、まずは自分が本当に何を望んでいるかを正しく知ることは、これからの婚活を迷いなく進めるためにも重要なことです。

結婚相手に求める条件を正しく把握するための方法

まずはスマートフォンのメモ機能などを準備してください。なければ紙とペンでもいいですが、後から編集しやすいのでスマホアプリがおすすめです。

理想の条件をリスト化する

メモの用意ができたら、自分が相手に求める条件を全部書いていってください。

ただし、10個程度ではなく、50~100個くらいを目標にたくさん書いていってください。

そんなに条件を出して「当てはまる人なんて居るわけない!」と思うかもしれませんが残念ながらその通りです。
ここでやるべきことは、条件にあてはまる人を探すことではなく、あくまで自分のことを客観的に知るためのものです。

携帯のアプリであれば思いついた時にすぐスマートフォンを取り出してメモができるので、数日かけて書いていっても良いのでがんばって書けるだけ書いていってみてください。

どうでしょう?たくさん書き出すことができたでしょうか。

出せるだけ出せたら、今度はそれを似たような条件のものでまとめていきます。
外見的な条件、性格的な条件、年齢や身長などのスペック的な条件など、同じ種類の条件でまとめます。

※条件をたくさん出せなかった場合…特に交際経験が少ない人があまり条件を出せない場合が多いですが、その場合は条件にはこだわらずに、まずは婚活パーティーに参加してみるなど少しでも異性に接してみることから始めましょう。

リスト化した理想の条件を客観的に見てみる

ここまで出来たら、一度自分の作成したリスト全体を眺めてみてください。
50個以上の条件を出せたなら、多くの場合は自分でもなかなか気付かなかった結婚相手に求めているものが見えてくるはずです。

最初は年下の女性にこだわっていたけど、子どもが好き、料理が好きなど家庭的な要素がたくさん上がっていたり、最初は年収の高い男性にこだわっていたけど、一緒に好きな野球チームの観戦をしたい、休日は一緒にカフェ巡りをしたいなど、一緒に過ごせる時間を大切にしたいと思っていたり。

そうなると、相手の年齢や年収が希望とは少し離れていたところで、単なる妥協ではありません。むしろ、年齢や年収にこだわったために、本来求めていた家族としての理想と違う人と結婚してしまう方が怖いとは思わないでしょうか。

結婚相手に求める条件には自分の欲求が強く出るために、どうしても主観的になってしまうものです。
自分が思っている結婚相手への理想をありったけ出して、それを客観的に見てみることで本当に求めるべきものが見えてくるはずです。

何度も言いますが、条件すべてに当てはまる相手を探すためではありません。自分でも気付かなかった理想の相手の傾向を知るためのものです。

もし、書き出した条件が外見的な要素やスペック的な要素ばかりだったとしても心配いりません。
その条件で挑戦してみれば良いのです。逆にそのような状況で最初から妥協してしまっては後から後悔してしまいます。
挑戦してダメだったら改めてまた自分の理想について考えてみれば良いのです。

このリストは婚活を進めながら、どんどん追加したり書き換えていってください。多くの異性と接することで自分が思い描く結婚のイメージも変わってくるはずです。